もう無理強いしたくなかったから、自分がするに任せるつもりだった。そしたら、美容に手をかけ始めた。意外だった。疎(うと)い分野だったからだ。
きっかけは、恋と、老化を直視したこと。3年前の写真に写る自分の目の開きにびっくりして、急いでアイクリームを投入した。
鏡をガン見すると、次々手をかけたいところが見えてきて、クリーム、化粧水、パック、リップバーム、まつ毛美容液…と一つずつ投入していった。ほぐされ感に驚いたRefaのブラシを母にもらったりもした。
「老化」といっても悲壮感とかじゃなくて、手をかけると変わるから嬉しいし、面白かった。以前は、「こんな水や油を塗ったところで変わらんめーもん」って決めてかかってたけど、当時は何も見てもなかったし、触ってもなかったと思う。見て、試して、合いそうなものを投入すると、肌は反応してくれた。
その流れで今は、こちらも33年間本気になったことのないダイエットに気持ちが向き始めている。腸内環境を綺麗にしたい、要らない脂肪はなくしたい。でもね、こちらも無理強いせず。下っ腹の脂肪は「目を合わせてこなかった欲望」らしいですから、フィジカルと同時にメンタルの面からも向き合っていきたいな、と思っている。
奇しくも、私の可能性を広げるための行動は「容姿を最大限磨くこと」らしく、しっかり休んだ後、自然とこの行動をしているのが面白い。どうつながっていくのか、観察したい。
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