「またユキちゃんの文章が読みたい」
「仕事がしたいな」って思った。ちょっと身体に力を入れたい感じ。せっかくだから、自分の仕事ができるようにエネルギーを使う。
自分が自然にできる仕事は、仕事の方から、人の方から求められるという考えが好きで、このブログを書き始めたきっかけを思い出した。友だちが「またユキちゃんの文章が読みたい」と言ってくれたのだ。
この仕事というのは、お金の対価とも違って、世界への贈与のようなもの。
「書いてください」
そしてもう一つ理由があって、アーユルヴェーダのドクターは脈診をするんだけど、彼らはこれで何でも当ててしまう。
「もっと水飲んで〜」とか「朝ごはん抜いた?身体がエネルギー待ってるよ〜」とかはまだわかるけど、「昨日“チッ😑”って思うことあった?」とか(あった)「昨日マインドフルネスな体験あった?」とか(あった)、なんでそんなことまで分かるんよ!?ってことまで見通されてしまう。(ちなみに私は、もし見透かされたら恥ずかしいなと思って、滞在中一度もソロ活動ができなかった。笑)
で、ある日、施術されながら脈を取られたときにドクターが言った。「書いてください」と。
言うには、私の中にもう一つのキャラクターがあるけどまだそれが表には出てきていない。書くことでそれが表に出るかもしれない、と。
他にも、人の心を見通す?つながる?力や人を動かす力があるとも言われたけど、こっちは正直まだピンと来てない。あと前世は政治家だったとも言われた。ここまで全部脈診で!
その「書いてください」という一言を聞いた瞬間に、また訳もわからず胸がいっぱいになって泣いてしまったのだった。思考を超えた反応は魂のものだと思っているので、それはドクターが言った自分の中のもう一つのキャラクター(側面)の涙だろうと思った。「書く」ことが、自分にとってたしかに何か意味のある営みなのだろうと思った。だから書いている。
自分のことが知りたい
そしてもう一つ。菩提樹の下では願いを促される。特に寺院によっては「叶う」と評判のところもあるらしい。
ところが私は菩提樹の下で、自分が何を願っているか、具体的には分からなかったのだ。
と言いつつ…願いの抽象度は高くていいのかもしれない。
自分のことを何も知らない自分を思い知って、私は、私が何を感じているか、何を望んでいるか、自分に向かって表現したいと思った。自分のことを知りたいと思った。
そんな3つの理由で、私はブログを書いている。
コメント